日本人で、肉ばかり食べる人は、大腸癌(だいちょうがん)になりやすいことが、
調査結果から判明しました。調査結果を発表したのは、国立がん研究センターです。
これまで、牛肉の赤身部分や豚肉の赤身部分ばかりと食べていると、大腸がんに
なってしまうリスクが高いことが、米国の米がん研究協会と世界がん研究基金が、
ともに発表していました。しかし、今回の日本で独自に行った調査結果でも、
肉ばかり食べる人は、大腸がんになってしまうリスクが高まることが、裏付けられ
ました。日本の国立がん研究センターは、9つの県に在住している45歳から
74歳までの男性と女性の約8万人を対象に追跡調査を行いました。調査機関は、
1995年から2006年までです。この期間で、大腸がん(結腸癌や直腸癌)に
なってしまった人、1145人について、食事での肉類の摂取量を調べてみた
ところ、食事での肉類の摂取量と結腸がんが発症することに関係があることが
分かりました。発症リスクを数値にすると、男性で、食事での肉類の摂取量が
最も多いグループは、食事での肉類の摂取量が最も少ないグループに比べて、
発症リスクは、1.44倍でした。また、女性でも、食事での肉類の摂取量が
最も多いグループは、食事での肉類の摂取量が最も少ないグループに比べて、
発症リスクは、1.48倍と高まいことが分かりました。この調査結果から、
肉ばかり食べる人は、大腸がん(結腸がんや直腸がん)になりやすいことが、
データからはっきりと裏付けられました。やっぱり、昔から言われているように、
癌を予防するには、野菜や果物中心の食生活にした方が良いですよね。
【医療ニュース報道があった日付】
2011年11月28日(月)
【医療ニュース記事リンク】
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111128-OYT1T00389.htm
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